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「三方良し」でななければ。
- 投稿日:2017年 10月25日
- テーマ:現地調査
別府市内の某ホテル。
オーナーが弊社のHPを見たらしく、浴槽の入替え替えを検討との事。
工事部長を同行して。
県下で5カ所のホテルを経営されている。
今回は800Lの風呂の経費削減で300Lに変更を考えているとの事。
大型浴槽のランニングコストを抑えたいとの要望。
月々のコスパに提案が合うかどうかは??
でも自分なりに提案させてもらう。
手入れも楽な「猫足バス」
全26室の改修工事を希望されている。
10年減価償却でのコスパはどうだろう。。
当然に壁も床も改修対象になる。
壁の防水、床の防水、来店者の不快を感じさせない工事工法、短い工程。
悩みに悩んだ。
そして提案させて頂いた。
個人的に、回収することによる商業ベースでのコスパは良くない。
減価償却は5年がいいと考えている。
26室の浴室の改装は10年の償却期間がかかると考えた。
だから「考え直した方がいいのではないでしょうか?」
俺は平気で言う。
当然に、この話を頂いてから、建物全体の図面の作成、各メーカーからの浴槽打合せ。
解体手順・時間帯の過去事例採取、既存の床を埋める50倍発砲スチロールの打合せ・現物施工事例の確認。
施工方法の社内会議・・・費やした時間は少なくない。
でも我々、建設業者は「売れればいい!」・・・だけでは駄目だ。
商業施設を経営するオーナー様には利益にならなければ勧めない。
来店者が変ったバスルームを目指してくるか?
経営者は経費削減出来て利益に繋がるか?
弊社はお客様から喜んで頂けるのか?
常に「三方良し!!」 で商談は考えている。
ロータリアンでいるからには「四つのテスト」ですね。(笑)
そんな「想い」も大切だと思う。
そんな「想い」がこれからの「お付き合い」として繋げていけたら嬉しい。m(_ _)m