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今回もお風呂の解体が始まりました。半日以上、浴室のタイルを貼ったり天井を落としたり、土間を割ったりする工程があります。かなり音がしますので、解体の日は前もってお知らせします。 |
搬出後の旧ステンレスの浴槽です。ステンレス浴槽の耐久性は非常に高いです。しかし欠点として、以前の浴槽タイプは断熱材が非常に薄く、お湯がすぐに冷めてしまう事でした。 |
解体の途中で、メーカー(今回はタカラスタンダード)の担当者と打ち合わせをし、給水排水の位置、どのあたりまで解体するべきか、しっかりと決めて行きます。 |
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換気扇の排気口のアルミダクトは、以前から付いていたレジスターの開口部を利用して設置できるとの事でした。電気工事士に開口位置を指示し、貫通させ、この様に仮固定させておきます。 |
お風呂の土間を300mm程掘り下げ、コンクリートを打ち平らに仕上げておきます。壁にはシロアリ防止用の薬剤をたっぷり染み込ませておきます。 |
解体が落ち着いたタイミングで大きな窓ガラスを複層ガラスに交換しました。既存のサッシのまま、ガラスだけ断熱仕様にできます。今回はエコポイントの対象になる期間でしたので、絶対におすすめです。 |
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タカラスタンダードのシステムバスの組立てが始まりました。この黒い桶は、重たい浴槽を支える防水パンになります。 |
防水パンの裏側です。FRPの一体成型で、防水性能はもちろん、非常に強い耐震性能があります。リブを多く形成することで、強度を増しています。 |
お風呂の洗い場が搬入されました。汚れの付きにくい磁器タイルの裏に断熱材をサンドさせた、高機能な洗い場です。 |
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タイル洗い場の裏側です。耐震構造になっているのがわかります。他のメーカーのシステムバスの足は、ボルトで高さ調整させている事がほとんどで、ボルト足の場合地震の時、折れる事が多いです。 |
水平を見ながら、床を組み立てていきます。キチンと養生もしています。 |
この段階で、床下の土間には全く漏水しない事がわかります。配管の下準備もきっちりできています。 |
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タカラスタンダードのホーロー製浴槽がいよいよ登場です。広島県の工場で一つ一つ焼き上げられた最高級ホーローの浴槽です。 |
浴槽の裏側です。断熱材が綺麗に吹き付けられています。この浴槽、重さが90㎏以上もあります。 |
断熱材厚みは5㎝あるでしょうか。すごいです。まったくお湯が冷めない浴槽だという事がこれでわかります。 |
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この重たい浴槽を、メーカー専属の職人が2人掛かりで浴室内に収めた所です。 |
次に、お風呂の壁を組み上げていきます。タカラスタンダードのお風呂の壁は全面ホーロー製になっています。電動ジグソーで、窓の開口部分を作ってくれています。 |
切断した小口に、特殊さび止め塗装を丁寧に塗っていきます。 |
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もともとあった壁下地の内側ギリギリまで広げて、お風呂の空間を確保しました。 |
壁の中にも断熱材がギッシリと詰まっています。ちょうど手すりの留め金具の裏側です。 |
お風呂のカウンター部分です。この様に前もって工場で仕上がって来るので、短時間で組み上げる事ができます。 |
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午後4時過ぎに完成しました。システムバスを施工する注意点として、浴槽の搬入経路を確保する点があります。今回も、一部扉を交換する工事が入りました。 |
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